カンポデルシエロ隕石1

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カンポ・デル・シエロ隕石(カンポ・デル・シエロいんせき、Campo del Cielo Meteorite)は、アルゼンチンのチャコ州で発見された隕石です。名前は、スペイン語で「空の草原」を意味します。1576年には鉄を含むクレーターとして存在が認識されており、その後部分的に発見されていましたが、1969年に総重量37000kgの隕石が地中から発見されました。この隕石は地上で発見されたものとしてはホバ隕石に次いで大きいもので、"el Chaco"と名付けられ、現在は現地の博物館に展示されています。これまでに発見された隕石の総重量は100tを超えています。鉄92.5%、ニッケル6.68%からなる鉄隕石のオクタヘドライトに分類されます。隕石は直径約4mだったと考えられていますが、落下時に砕けて最大115×91mのクレーターを形成しました(これまでに約26個のクレーターが発見されています)。隕石の破片は近隣のサンティアゴ・デルエステロ州を含む3×19kmの範囲に渡って散らばっており、最大では約60km先まで飛んだものもあったそうです。表面の特有な窪みはレグマグリップとよばれ、隕石の鑑賞における価値を決める重要なポイントとなります。レグマグリップが表面全体を取り囲み、美しく配列しています。このカンポデルシエロは重さもあり、ズッシリとした地面に引っ張られる様な力を感じます。重力とはこの事かと思い知らされます。この重さ大きさのカンポデルシエロ隕石はそうざらに出回りません。余談ですが、この重力は現代物理学の最先端理論のテーマになっており、この重力の解明が大統一理論の鍵となっています。この宇宙の真理を解き明かす重要なテーマです。実はこのカンポデルシエロ隕石ですが、長期保存により錆がだいぶ浮いてきていました。そのため錆落としで赤錆を落とし、錆転換剤を吹き付け、赤錆を黒錆にし、最後に樹脂を吹き付けて錆防止の処理をしてあります。金属光沢は無いですが、このまま長期保存ができます。価格交渉遠慮なくして下さい。120.9×78.0×58.8mm 1636g#隕石#隕鉄#鉄隕石#カンポデルシエロ#アルゼンチン#宇宙#ニッケル#クレーター#レグマグリップ#錆防止#宇宙理論

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